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Chiwata's Diary
2014/04/05 14:54 『3/30 天窓.switch CHASEワンマン』

 昨日まで暖かかったんですが、今日はまた「寒の戻り」、全国的に気温が下がってるみたいですね。「春」っていうと勝手に「ポカポカ陽気」なイメージがありますが、この時期って意外にまだまだ肌寒いんですよね、実は。それにしても何だか今年は、しっかり「春」を感じていないような気がするなぁ。結局「お花見」もやれてないし。。。そうしてる間に「桜」ももうすぐ散っちゃいそうそうだし。。。みんなは「春」楽しんでますか?


 3/30(日)。東京・恵比寿にある「天窓.switch」にて唄ってきました。今から20年前の1994年3年30日。僕は「CHASE」という二人組のユニットでメジャーデビューをさせていただき、音楽の世界に飛び込んだ訳なんですが、今年の3/30が、そのデビュー記念日からちょうど丸20年の節目ということで、最初で最後!?一夜限りの再結成ライブをやらないかと、当時の相方との間で話が持ち上がったのが数ヶ月前。その段階では、相方と二人で、アコギ2本とかで小ぢんまりとやれればいいかな〜なんて気楽に思ってたんですが、、、。『どうせやるなら』と、少しずつ欲が出てきまして、、、。まずは『サポートのギターを入れよう』というところから始まり、『この曲はベースがあった方が良さそうだね』と話は膨らみ、『だったらキーボードも欲しいよね』ということになってしまい、最終的にはドラムも入っての『フルバンド』という形に至ったのでした(笑)。『千綿偉功』ではなく「CHASE」という名義でのワンマンライブだったので、もちろん、演奏する曲は全てCHASEの曲。20年前の曲たちをどういうテンションで唄えばいいんだろう?って、正直、自分でも「出たとこ勝負」というか、「割り切り」が必要な心持ちだったんですが、いざライブが始まって唄い始めると、そんな余計な感情はどこへやら、昔の曲だろうが何だろうが、とにかく「唄うこと」を楽しめている自分がステージ上にいました。普段『千綿偉功』としてのライブではアコギを弾きながら唄うスタイルなんですが、この日は、昔のように、アコギを持たずにボーカルに専念。そういう部分でも、何だか、ちょっと「原点」を呼び覚まされたような感覚になって、とても新鮮でした。それから、何と言っても、今回のライブでは、当時(20年前)にサポートをしてくれていたミュージシャン:キーボードの藤井リオちゃん&ドラムの桜井マーちゃんと、時を経てまたこうして一緒にステージに立てたことが、ただただ嬉しくて有り難くて(涙)。二人とも、普段からメジャーアーティストのサポートをしてたりして多忙にもかかわらず、快く今回の話を受けてくれたんです。この場を借りて、本当にありがとう! スタジオに入ってのリハーサルから、本番のステージまで、一緒に音を出せた全ての瞬間が愛おしかったです。そんなベテラン二人に負けじと頑張ってサポートしてくれたのが、ギターの竹雄とベースのデンジャー。この二人とは、僕は『千綿偉功』としての活動を通して、ここ数年内に出逢った訳なんですが、そういう若い世代も一緒に今回のステージを作ってもらえたことが本当に嬉しくて・・・、異世代が同じステージに立っている光景を目にしながら「20年」という時間が流れてきた意味を感じたのでした。竹雄もデンジャーも本当にありがとうね。それから、、、。この日は、当時のマネージャーも駆けつけてくれていました。右も左も分からない20代前半のヤンチャな僕らを、デビューからずっと支えてくれていたそのマネージャー。今はご実家のある福岡に住まわれているんですが、『 "1日マネージャー" やってよ〜!』って話をしたらわざわざ福岡から来てくれたのでした。20年前には、まさかこんな「再会の日」が来るなんて誰も思ってなかったでしょうからね。彼がどんな気持ちで今回のライブを聴いてくれていたのか、、、。聴いてもらえたことが純粋に嬉しかったです。思い返せば、「CHASE」としての活動は、それほど長いものではありませんでした。実質、3年弱です。でも、その間、キャンペーン等で全国を廻らせてもらって、色々な媒体(※テレビやラジオや雑誌など)の関係者さんやCDショップの方々、そしてファンの方々に、数え切れないくらい出逢わせていただきました。「CHASE」を辞め千綿ソロになった以降も、その「ご縁」に支えられているな〜と感じる場面が多々あります。昔の写真を見たり、昔の日記を読んだりすると、やけに恥ずかしかったり「有り得ねぇーーー!」なんて、みんなも思ったりするでしょ? 過去にあまり触れたくないみたいなね。「CHASE」に関しても、それと似たような感覚が、実は僕の中にずっと在ったんです。でも、今回ライブをやらせてもらって、すごく吹っ切れた感じがしています。だって、結局は、僕の、プロとしての音楽人生は全て"そこ"から始まってる訳ですからね。それを、ちゃんと見つめ直すことが出来たような気がします。そして、ここからまた何かが始まって行きそうな気がします。改めて、あの時代に感謝です。足下の悪い中、全国各地から駆けつけてくれたみんな、本当にありがとうございました! みんなに少しでも楽しんでもらえてたら幸せです。吉川さんをはじめ、天窓.switchのスタッフの皆さんも、いつもありがとうございます! それにしても、、、。自分の予想以上にバンドの空気感が最高だったので、なんだか、この1回で終わらせてしまうのが本当に勿体ないな〜と思い始めた今日この頃なのでした。また10年後、やれるのかな?(笑) 

PS.『千綿偉功』名義のワンマンではなかったので、セットリストは割愛させていただきますね。


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(左から/ギター:今野竹雄/キーボード:藤井理央/相方,ギター:西山/ボーカル:千綿/ドラム:桜井正宏/ベース:デンジャー今西/撮影:元ジャーマネ!?の三ちゃん)


 この後、新着LIVE情報のお知らせがあります! お見逃し無く!

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