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Chiwata's Diary
2015/10/23 19:51 『10/17 徳島 terrace38』『10/18 高松 umie』

10月も下旬。秋の色が段々と深まってきましたよね。東京では最高気温が20℃前後で、朝夕はめっきり肌寒くなってきました。汗ばむほど暑くもなく、震えるほど寒くもなく、ちょうど今ぐらいが何をするにも一番いい気候なんじゃないでしょうか。冬が苦手な僕は、もうこれ以上寒くならなくていいんですけどね(笑)。冬の足音が聞こえてくる前に、過ぎ行く秋をもっと楽しみたいものです。みんなの街はどんな様子ですか?


先週の土曜日から2泊3日で、四国への唄旅でした。光永泰一朗くん&亮太の兄弟ユニット「ユメノツヅキ」とのツーマンツアー『千のユメ Thousand Dreams』。今年5月に札幌で共演した際、打ち上げの席で『どこか一緒に回りたいね!』と話したことが発端だった今回のツアー。せっかくだったら中々行けない地方に行こう!という訳で、選んだ場所は四国の徳島県と香川県。徳島に1泊、高松に1泊、というスケジュールでしたが、普段の「唄旅」の枠を越えてライブ以外でもガッツリと楽しむことが出来た、本当に充実した2泊3日になりました。ちょっと振り返ってみますね。


10/17(土)。『千のユメ Thousand Dreams ~徳島編~』。


羽田空港を飛び立つ時は、雨が上がったばかりの曇り空。降り立った徳島の空は、雲一つない快晴。ガラス張りで吹き抜けの空港ロビー。差し込む陽の光がとっても気持ちよくて、開放感ハンパなし。着いたそばから徳島がお気に入りに(笑)。自称「雨男」だと公言している光永兄弟と回るツアーにも拘らず(笑)、初日から最高の天気に恵まれたのでした。


空港からは三人でリムジンバスに乗り、徳島駅まで。会場入りの時間までまだまだ余裕があったので、街並を見ながらゆっくり歩いて会場へ向かうことに。見上げる空、吸い込む空気、目に入る景色、どれもがス~ッと心に馴染んで、「なんかイイね~」と口にする三人。ホントにねぇ、そこに居るだけで、気持ちが「おおらか」になるような、そんな空気感を持った街だったんですよ~。3年前に初めて訪れた時以上に、もうこの時点ですごく気に入りました~。


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この日の会場は「terrace38」。泰一朗くんのお友達でファッションモデルの「犬伏まり」さん (以後「ブッシー」) がやられているお店。川沿いにある、とてもオシャレなお店でした。店の前はボードウォークになっていて、犬の散歩や買い物などで普通に通行する市民の皆さんの姿が。そんな中、お店の前に立ち止まる一人のスーツ姿の男性。ブッシーと普通に仲良さげに話されています。『んっ?どっかで見たことのある顔』そう思って確認したところ、なんと、自民党衆議院議員の「後藤田正純」さんでした。徳島が選挙区の後藤田さん。ブッシーに聞いたところ「たまにフラ~ッとお見えになるんですよ~!」とのこと。何だか非日常的で不思議な光景でした(笑)。


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日が落ち、辺りも暗くなり、川に架かる橋のライトアップも奇麗に浮かび上がります。18:30、いよいよ開演。雨が降っていないということで、可動式の仕切り窓を全て開け放ってオープンテラス状態。星空を見上げながら唄える、とっても素敵なロケーション。これまで、中々こんな感じのロケーションで唄ったことがなかったので、とても新鮮でした。ヒンヤリとした夜風を感じながらのライブでしたが、僕はと言えば、結局いつものように汗だくに(笑)。3年前に来て以来、中々唄いに行くことが出来なかった街でのライブだったので、その瞬間を心に刻むように、1曲1曲大切に唄わせていただきました。素敵な時間でした~。駆けつけてくれたみんな、待っててくれたみんな、どうもありがと~! ブッシーはじめ、お店のスタッフの皆さん、本当にお世話になりました! ぜひまた唄いに行かせて下さいね。徳島、大好きなりました。


<'15 10/17 徳島・terrace38>
『千のユメ Thousand Dreams ~徳島編~』
1. 明日への光
2. この声が聞こえますか
3. 逢えない夜を越えて
4. beginning
5. Dear~愛する君へ~
6. モザイク
7. 翼(※未音源化)
セッション1. LA・LA・LA LOVE SONG/久保田利伸
セッション2. 夜空ノムコウ/SMAP


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10/18(日)。『千のユメ Thousand Dreams ~高松編~』。


徳島からJRに乗って高松へ。高松駅に着くと、泰一朗くんと以前から親交があり、今回の高松公演開催にあたり色々と動いていただいたGさんがお迎えにきてくれていました。ちょうど昼時。会場入りまでまだまだ3時間以上も時間がある。となると、ここは「うどん」でしょ!という訳で、Gさんの車に乗り込み、お勧めの「うどん屋さん」へ。15分ほど走り、お目当てのお店「わらや」に到着。相当お腹が減っていた「千綿・泰一朗・亮太」の三人。しかも中々食べられない本場の讃岐うどん。せっかくなら「温かい」ものと「冷たい」もの、両方を味わってみたい!ということで、三人とも「温・冷」の両方を。さらに何を血迷ったか「天ぷら盛り合わせ」までオーダー。この後、テーブルの上に乗り切れない量が運ばれてきて、「うどんパーティー」 別名「グルテン祭り」がスタート!!(笑) いや~~~、食べました~~~。


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昼食後。はち切れんばかりに膨れたお腹を少しでも凹ますために、観光も兼ねて「屋島」という名所に連れて行ってもらいました。実はこの「屋島」。なんと、日本最初の国立公園だということ。小高い山の上まで車で昇ると、そこからはお散歩コース。瀬戸内海の島々が一望できる最高のロケーションでした。小一時間ほどゆったりと過ごし、いざライブ会場へ。


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会場へ着き、とりあえず荷物を置かせてもらったのですが、リハーサル開始までまだまだ1時間半ほどあるということで、ここからは三人、思い思いに過ごすことに。僕は一人で単独行動。迷わず、"アソコ"へ行くことに。会場を背にし、"アソコ"へ向かって海沿いを歩き始めて間もなく、背後から誰かが走ってくる足音が近づいて来ました。「すいませ~ん!あの~、チワタさんですよね~?」振り返ってみると、息を切らした20代前半~中盤と思われる一人の男の子が。「実は昔から千綿さんの曲聴いてて・・・、今でも聴いてるんですけど・・・、まさかこんな所で・・・」とビックリした様子。何やら聞くところによると、いま住んでいる名古屋から友達に会いに、この日たまたま高松に来ていて、ライブ会場でもある「カフェ umie」に居たところ、僕とすれ違ったらしく、まさかと思って走って追い掛けて来てくれたと言うんです。っていうか、一瞬すれ違っただけでよく分かったな~と思って、僕の方がビックリですよ! わざわざ声をかけに来てくれてありがとうね~!


で、僕が向かっていた"アソコ"というのは・・・。会場から歩いて10分ほどの所にある「高松城跡」。城フェチの僕が、その情報を見逃す訳がありません!(笑) 規模的にはそれほど大きな城郭ではなかったので、普通の人なら恐らく30分もあれば一通りは見て回れるかなという感じなんですが、そこは城フェチの、いや「石垣フェチ」の僕。細部までじっくり楽しむには1時間半では到底足りなそうだったので、後ろ髪を引かれながらも、ポイントポイントを効率良く見て回りました。印象に残ったのは、本丸の作り。堀の真ん中に浮かぶ要塞のような感じで(※現在は堀の西側が埋め立てられて陸続きになっています)、周囲と繋がっているのは橋一本だけ。さらに、海っぺりに作られた城ということで、なんと、堀には直接海から海水を引き込んであるという点。普通、お堀に泳いでる魚と言ったら「鯉」でしょ? でも、ここ高松城のお堀にいたのは、なんと「鯛」!! ちょっとビックリ。日本三大水城の一つ「高松城」、素敵でしたよ~。 


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会場に戻り、リハーサル。そして、イイ感じに日も暮れ落ちた18:30、開演。この日の会場「umie」は、ずっと使われていなかった倉庫の二階を改装して、15年ほど前にオーフンしたというカフェ。アンティークな家具やソファーが並べられたとってもオシャレなスペースで、入った瞬間から『あ~~~、こんな所に住みた~い!』と、三人口を揃えて言ってたほど。窓からは海が見渡せて、ロケーションも素敵です。前日からの流れもあり、僕ら三人の連体感も強まったようで、この夜の空気感もとっても良かったです。香川県には、子供の頃、空手の全国大会で一度だけ行ったことがあって、高松を訪れたのはそれ以来、25年以上ぶり。唄いに行ったのは今回が初めて。それでも、昔、広島のカウントダウンライブでブルームの二人と共演した時に初めて僕を聴いてくれたという方の他にも、地元香川の方が数名来てくれていましたよ。そうやって待ってくれている人が居てくれるというのは本当に有り難いことで、また高松に唄を届けに行く原動力になるんです。初香川ライブ、最高の時間でした! 駆けつけてくれたみんな、待ってくれてたみんな、どうもありがと~! 色々と動いてもらったGさんもホントにありがと~! そして、お店のスタッフの皆さん、終演後に「まかないメシ」まで出していただいて本当にお世話になりました! ぜひまた唄いに行かせて下さい。帰りたい街がまた一つ増えました。


<'15 10/18 香川・高松 umie>
『千のユメ Thousand Dreams ~高松編~』
1. 愛のカケラ
2. この声が聞こえますか
3. 正体
4. 遠くまで
5. 翼(※未音源化)
6. モザイク
7. ねがい
セッション1. どんなときも。/槇原敬之
セッション2. 悲しみにさよなら/安全地帯


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(Photo by yui.K)


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(Photo by yui.K)


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(Photo by yui.K)


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(Photo by yui.K)


というわけで。「ユメノツヅキ」と徳島&高松を回ったツーマンツアー『千のユメ Thousand Dreams』が無事に終わりました。このツアー、今後、間違いなく「続き」があると思われます(笑)。それ位、やって良かったな〜と双方が感じたツアーでした。次はどこの街に行きましょうかね? まずは、今回行けてない四国の他の県からかな? 泰一朗くん、亮太、ホントに色々ありがとうね。是非また、続きを、ね。


さあ、明日(10/24)は、1ヶ月ぶりの東京ライブです! 初共演となる「古澤剛」くんとのツーマンライブです。ツーマンなので持ち時間もたっぷり。じっくり楽しんでもらえると思います! 会場は渋谷の「LOOP annex」。18:30開演。週末の夜、盛り上がっていきましょう! 待っとっよーーー! →[詳細]


PS. 「11/28 浜松 窓枠Cafe AOZORA」「12/27 渋谷 7th FLOOR」のチケット、届きました。手売り販売スタートしていますので、是非ご利用下さい。そうそう。11/28浜松ライブの3組目の出演者が決まりました! 以前、神戸の「CASH BOX」でご一緒したことがある「Rails-Tereo」さんです!ご報告でした〜。

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