千綿偉功的日々 Hidenori Chiwata Official Website

 
千綿偉功的日々
Top Information Profile Discography
Entry
Archive
Chiwata's Diary
2012/10/29 03:51 『ワンマンツアー福岡&佐賀』

 ファイナル佐賀が終わって、もう1週間が経つんだね〜。翌日の月曜日(10/22)に佐賀空港でメンバーを見送り、僕はそのまま佐賀に残りました。余韻に浸る間もなく東京に戻り、この数日は雑務に追われていました。週末にライブが無くて自宅でパソコンに向かっているのが何だか変な感じで・・・(笑)。なんだかんだやってたら今夜もこんな時間です。東京は雨です。みんな元気?


 長崎を皮切りに始まったワンマンツアー2012『サンキュー』。先日の佐賀公演をもって、無事に全11公演が終了しました。やり切った感でいっぱいです。「充実」という言葉がぴったりな気がしています。今の自分に出来ること、唄えるウタ、全てを出せたんじゃないかと想っています。これで、スッキリとした気持ちで、来年4月の渋谷O-EASTへ向かえます。改めて、長崎・鹿児島・神戸・広島・山形・仙台・札幌・名古屋・大阪・福岡・佐賀、それぞれの街に駆けつけてくれたみんな、想いを飛ばしてくれたみんな、お力をお借りした方々、全ての皆さんへ、本当にありがとうございました!


 福岡と佐賀、ちょっと振り返ってみますね。


 10/20(土)。ツアー10本目。福岡。バンドSIDEの3本目。福岡でのワンマンも長崎や広島、名古屋と同様に、2009年の『アイノウタ』ツアー以来、3年ぶり。会場は前回(2009年)と同じ、大名の「ROOMS」。ただ、大きく違うのは、前回は「弾き語り」に対し、今回は「バンドスタイル」ということ。ツアーの構成や日程を決め始めた頃、バンドを九州まで連れて行くかどうするか、正直、悩んだこともありました。でも、どうしても九州のみんなにも"この"バンドの音を届けたい!その気持ちに素直に行動することにしました。福岡でのバンドワンマンって、いつ以来なんだろうね? 今回、僕にとっても本当に貴重な福岡でのバンドワンマンになったし、バンドで届けることができて心から良かったな〜って、今、しみじみ感じています。福岡との繋がりと言えば・・・。もちろん、生まれた佐賀のお隣だから、高校の頃からしょっちゅう電車で博多には遊びに行ってたけどね。バンドの衣装の買い出しとかね(笑)。ユニット『CHASE』の時は、プロモーション活動だけでライブは多分やってないと思うなぁ。『千綿偉功』としてソロデビューした後から、イベンターさんの企画ライブとかインストア等でちょくちょく唄いに行けるようになりました。今使ってるギブソンのアコギを買う前に、エレキを弾きながら唄ったこともあったんじゃないかな? そして、FM福岡さんでレギュラー番組を持たせてもらった時期もありましたね〜。ん〜懐かしい。あれってまだ20代だよね? よくやってたな〜。"怖いもの知らず"って今考えると本当に恐ろしいね(汗)。初めての福岡ワンマンは、IMZの8階!?だかにあった「GAYA」っていうイベントスペースでした。その後のワンマンは、Drum Be-1 や DRUM LOGOS、そして IMZホール へと。それぞれの時代に、いつも沢山の"誰か"がいてくれて、力を貸りていたんですよね。福岡にも、10数年分の数え切れない足跡が刻まれています。その全ての上に、今回のワンマンがまた一つ重なったんだよね。バンドSIDE:名古屋〜大阪の盛り上がりがスゴかったから、九州のノリはどうなんだろう?って・・・そんな心配は無用でしたね(笑)! 頭から最高の盛り上がり。溢れる笑顔。熱気。ステージと客席が近い分、一緒に空気を作ってるっていう感じが、より強かった気がします。最高やったよ。駆けつけてくれたみんな、どうもありがとうね! 福岡の親派の皆さんもありがとうございます! そして、会場ROOMSの店長Sさんはじめ、スタッフの皆さん、色々とサポートしていただき、本当にありがとうございました! 次の福岡ライブを早く決めんといかんね。また唄いに帰るけん。


DCIM1156-0001.jpg


 10/21(日)。朝10時、車2台で博多駅近くのホテルを出発。いざ佐賀へ。ツアー11本目、ファイナル、佐賀。会場は「GEILS」。ここGEILSでは、昔、ワンマンや千綿企画イベントも何度かやらせてもらったことがありますよね。佐賀では最も有名なライブハウスです。僕の知る限りでは、恐らく、現在の場所に移って3代目だと思います。僕が高校生の頃に初めて立ったステージが、今とは場所の違う初代のGEILSなんです。高校の頃からお世話になっているという訳で、オーナーさんもスタッフの皆さんも普通によく知っている仲で、バルーンフェスタや様々なイベントでもお世話になっています。そんな、"故郷"の、まさに"地元"の会場で迎えるツアーファイナル。佐賀では、活動再開後、2007、2009、2011年と「浪漫座」で『紡〜つむぎ〜』という弾き語りワンマンを続けていますが、バンドスタイルのワンマンとなると??? エスプラッツホールで随分と前にやって以来だと思います。これまで、「ワンマンツアー」という枠組みの中に入れることが出来なかった故郷佐賀。『九州でやるのなら長崎と福岡の2つがあれば充分なのかな?』そんな想いも、今まではもしかしたら心のどっかにあったのかもしれませんね。もしくは、変な意地で『故郷に甘えたくない!』みたいな気持ちもあったのかもしれません。でも・・・。もう、昔のように意地を張る必要も、今の僕には無くなったというか、素直に、想いのままに、『故郷が大好きです!』と何処ででも言えるようになったんでしょうね。『サンキュー』ツアーをやろうと考えた時、これまではワンマンツアーに組み込めなかった故郷佐賀を入れよう!そして、ファイナルを故郷で迎えたい!と、意地を張ることもなく自然と想えました。ここ数ヶ月、仕事で佐賀に帰るたび、自作のポスターをコンビニでカラーコピーし、知り合いの飲食店に『これ貼っとって〜!』と持って行ったこともありました(笑)。そんな事、今までやったことなかったんです。でも、それって、一人でも多くの人に観に来てほしい!と想ったら、当たり前のことなんですよね。そこに、何のプライドもない。てらわずに『お願い!よろしく!』って言えるんです。経験とは不思議なもんやね〜。ワンマン開催にあたって、またまた色んな事を学びました。で、、、肝心のツアーファイナルはと言うと、、、。もう、何も言うことはありません(笑)。いや、言わないと伝わらんね(笑)。長崎から始まり、1ヶ月半をかけて無事にファイナルまで辿り着けたことへの安堵感、そして、客席を埋め尽くす笑顔、笑顔、笑顔を目にして溢れ出す喜び。開演から終演まで全ての瞬間が「幸せ」でした。4公演を共にしてきたバンドメンバーとの息もピッタリ。予想どおり、この4回でグルーヴも成熟して、いい意味で"無"の瞬間が何度もありました。終盤、『ファイナルだからきっともっと寂しくなるんだろうな〜』と思っていたんですが、それ以上に『こんな楽しいことがこれからもまた出来るんだ!』って、気持ちが未来に向いてましたよ。今回のツアーメンバー、本当に最高です! 絶対にこれからも、このメンツでやって行きたいと再確認しました。松っちゃん、コジマっち、ニッシー、里ちゃん、みんなお疲れさまでした。ありがとう! そして、ステージまわり&楽器テクニカルの完ちゃん、名古屋〜大阪〜福岡〜佐賀と、アナタがいてくれてどれだけ助かったか。どれだけ心強かったか。本当にありがとう! さらに、FCスタッフの菊ちゃんも色々とサポートしてくれました。ありがとね。他にも、カメラマンで、名古屋から佐賀に駆けつけてくれたユミカン、ビデオを撮ってくれた芦原さん親子、福岡〜佐賀と音響オペレーターを務めてくれたホンキートンク:むつき(←彼は『紡〜つむぎ〜』や『HOME』でもPAをしてくれています)、Nともちゃん、トミー他 GEILSスタッフの皆さん、照明のオペレートをしてくれたノリック、前日の福岡からサポートしてくれたTSE:高倉さん、親友S本、丸さん他 HOMEメンバー、親派の皆さん、メディア関係(NHK佐賀/FM佐賀/サガテレビ/NBCラジオ佐賀/佐賀新聞/他)の皆さん、とにかく、関わってくれた全ての人に感謝です。ファイナルを最高の形で締めくくることが出来ました。ありがとうございました!


121022_1849~0001.jpg


 というわけで。。。長崎・鹿児島・神戸・広島・山形・仙台・札幌・名古屋・大阪・福岡・佐賀と「心のタスキ」を繋いできた "ワンマンツアー2012『サンキュー』" が、これにて完結!! トータルで1000人を超す方々に足を運んでいただきました。今回のツアー(会場、そして、離れていても)で想いを共有してくれたみんなが、今の僕の財産です。これからも、新しい出逢いを求めて Newアルバム『サンキュー』を大事に届けて行くのはもちろんのこと、変わらず応援してくれるみんなの元へ、更にパワーアップした姿で逢いに行けるように、今日からまた頑張ります。


 すでに、来年4/6の渋谷O-EASTワンマンへの期待とワクワク感が、ハンパなく高まっています。全国の、いや全世界のみんな、絶対に見届けてくれよ。


 おっと、こんな時間(汗)。すっかり雨も上がってるやん。今日(10/29)は渋谷DUOでライブです。贅沢にも、松っちゃんサポートでお送りします! ツアーの勢いそのままに、みんなで盛り上がって行きましょう! 楽しもうね。ではでは、今夜、DUOで!

Search
Hidenori Chiwata Official Website