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Chiwata's Diary
2011/12/06 21:41 『CASH BOX ありがとう!』

 11日間の旅を終えて、無事に!?東京に帰って来ました。肝臓くんも元気です(笑)。


 11月は、ちゃんと東京で過ごしたのが4日間ほど。10月下旬からの旅がそのままず???っと40日間くらい続いていたような感覚です。そんな長???い旅を締めくくる、そしてそして、今年2011年の最後になるであろう“締め”のライブ!ということで、一昨日(12/4)は神戸の CASH BOX で唄って来ましたよ。余力を残さないように、とにかく全身全霊で、魂全開で唄わせていただきました。同時に、全力で楽しもうと思って臨みました。

昨年の11月に初めてお邪魔した CASH BOX。まだまだ1年ほどのお付き合いしかないんですが、毎回、本当に温かく迎えてもらって、いつも力をもらって帰るんです。2回目に訪れたのが今年4月。その後、6月、9月、そして今回。2回目の時から、すでに「アウェー感」は無く、『ただいま?』という感覚を持って唄いに行くことが出来ていたんです。何なんでしょうかね、その感じ。 それはきっと、CASHのスタッフの皆さんの温かさと、神戸(CASHに集まってくれる)のお客さんの温かさが、そうさせるんだと思います。『また唄いに来たい!』って心から想えるんです。『出逢いを大事にしたい』って想えるんです。実際、CASHでは、聴きに来てくれたお客さんとの、共演してくれたミュージシャンとの、沢山の出逢いをいただいています。一昨日も、素敵な出会いと再会がいっぱいありました。

オープニングアクトのWillの二人は初めましてでしたが、アダチくん、Kenくん、岩枝くんとは数ヶ月ぶりの再会。打ち上げも全員参加で(笑)、とにかく色んな話で盛り上がりました。嬉しいことに、「千綿さんのアノ曲、カバーしてもいいですか?」なんて、みんなに言われたりして。唄い続けて来て本当に良かったな?ってしみじみと感じる瞬間ですよね。さらにこの日のライブでは、唄い続けて来たからこそ現実になった、幸せな出来事があったんです。

岩枝くんと前回初めて共演した時のこと。僕が昔、メジャーから「MARIVE LOVE(マリラブ)」という名義で出した『730回のKiss』という曲を、彼が自分のライブでたまに唄ってくれてるって言うんです。その日、『いつか機会があったら一緒にやってみたいね!』と話をしました。何やら、彼は山口県に住んでいた18才の時に、たまたま全国ネットのラジオ番組から流れて来たその曲を聴いて好きになり、地元のショップには無かったそのCDを、初めて「お取り寄せ」までして手に入れてくれたらしいんです。

そしてそして。先月11/12に名古屋の「アスナル金山」でフリーライブをやった時のこと。今は名古屋に住んでる彼がそのライブを観に来てくれて、そこで「来月のCASHで是非アノ曲を御一緒できないかと、、、」と話をもらいました。僕にとっても嬉しいことだったので、二つ返事で『やろう!』と答えました。それで迎えたCASHライブ当日。リハで初めて合わせた時、しびれました。僕はギターを持たず、彼のピアノ伴奏だけで唄ったんですが、こんな感じで唄ったのは、恐らく、この曲をリリースした当時以来のこと。で、、、。リハが終わって、岩枝くんがわざわざ持って来てくれてたそのCD(ジャケット)にサインを。その時、ふと『これっていつが発売日だっけ?』と思い、ケースの裏を探したところ、、、。ま、ま、まさか、、、有り得ない偶然が!!! な、な、なんと、発売日は、1996年の「12月4日」!!! 15年前の、ちょうど「今日」じゃないですかーーー! 回りに居たみんな、騒然!!! 鳥肌立ちまくり!!! そんな偶然があっていいんでしょうか。神様がシナリオ書いてくれたとしか思えない、運命的な出来事でした。本番では、発売当時や制作当時のことを思い出して、ついつい気持ちが入り過ぎてしまいました?。幸せな瞬間でした。

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(今や幻!? 僕自身も1枚しか持ってません。一昨日、このジャケットを見た誰かが言ってたな?「千綿さん、この頃、外国人みたいな横顔ですね。顔、変わりました?」って(笑)。オイオイ、俺じゃないっちゅ?の。)

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 その当時は、それが何処に繋がって行くのか、何のためになるのか、考えても答えが出ないような日々を、ただただがむしゃらに、わがままに、突き進んで来ただけのように思い起こすけど、それはぜ?んぶ今に繋がってるんですよね。楽しみながら、悩みながら、気を遣いながら、ぶつかりながら、傷つけながら、裏切りながら、強がりながら、立ち止まりながら、今日まで歩いて来れた、その一歩一歩が、何だか愛おしく感じられてたまりません。今日の一歩は何処に繋がって行くんだろうね。いや、、、繋げたい場所へ歩いて行けばいいんだよね?


 ちょっと早いけど、今年最後のライブが終わったので、今年1年、各地でライブに駆けつけてくれたみんなに、ありがとう!を。沢山の出逢いにありがとう!を。2011年のラストライブが最高だったので、これで心置きなく、アルバムの制作に入れます。結構ギリギリのスケジュールなんだけどね(汗)、何としてでも来年3月に出したいから、頑張るけん。CASHに駆けつけてくれたみんな、どうもありがとう! そして、共演のWill、アダチくん、Kenちゃん、岩枝くん、ありがとう。CASHのスタッフの皆さん、マネージャの榎本さん、ありがとう。また来年も唄いに帰ります。


<12/4 兵庫・神戸 CASH BOX>
1. Cry
2. rule
3. それが僕に出来ること
4. 730回のKiss/マリラブ名義 [伴奏]岩枝利幸(※ピアノ)
5. (仮)Time flies?すべてが灰になっても?
 ※この日は前曲からの雰囲気で「(仮)ラブレター」と紹介
6. 友よ
7. なにもないけど
ラストセッション. 上を向いて歩こう/坂本九


 制作モードにスイッチONです。またね。

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