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Chiwata's Diary
2008/07/26 04:15 『余韻・・・』

 品川教会でのワンマンライブから一夜が過ぎました。改めて、集まってくれたみんな、どうもアリガトウ。楽しんでもらえたかな? ライブを通して、少しでも何かエネルギーをあげることが出来たのなら、僕は嬉しく思います。昨日は約2時間のライブだったのですが、集中してるとアッと言う間に感じられるんですよね。充実してるライブの時は(昨日もそうだったんですが)、全てが終わった直後も、幸せ過ぎて「ぅお?、ずっと唄ってたいぞ?」なんて思うんです。ただですね?、アンコールを終えた時点では、もう、内面的な(気持ちの)余力は全部使い果たしていましてねぇ、そこからの唄はみんなに聞いてもらうに値しないモノなんですよね?。やっぱり、「気持ち」って目には見えないだけにホント大切だなと思うわけです。

 昨日の会場は、文字通り、いわゆる普通の「教会」だったんですが、はやり独特な響きがありましたね。僕は自分の唄を一生、客席で聴く事は出来ませんが(笑)、はたして昨日はどんな風に、客席のみんなを音が包み込んでいたのでしょうか。来てくれたみんなの心の中には、今、どんな余韻が残っているのでしょうか。唄っている僕の側から言わせてもらうと、「余韻は?」と聴かれても、実際のところ、よく覚えてないんです(笑)。唄ってる時って、ホント、もうねぇ、その瞬間瞬間でしかないんですよ。唄に込める気持ちも、みんなの顔を見ながら、会場の空気を感じながら、その瞬間に生まれたものなんです。だから、『いや?最高だった!』とか『なんかスゴかった?!』みたいな単純な言葉しか出てこないんです(笑)。聴いてくれたみんなの心に、より強く残ってくれれば、それでいいんです。

 ここ最近、ファンの皆さんからもらうお手紙の中で、「以前に比べて唄が柔らかくなったね」のような感想をいただく事が多々あります。「柔らかい」という言葉が適当なのかは分かりませんが、自分でも、数年前と比べてみると確かにそういう傾向にあるのかなぁとも思えます。ただこれは、もちろん、狙ってやってる事ではありませんし(笑)、この数年間で色々な事を感じ、教わり、変化を続けて来た、今現在の唄の形だと思うんです。今の僕の心が求める唄ということでしょう。数年前には唄えなかったということだけは間違いありません。今の唄を経て、きっと今後もさらに変化して行くのだと思いますし、当然、もっと自分の唄の幅を広げて行きたいとも思っています。「伝える」ためにはメロディーや言葉が大事なのは大前提なんですが、とにかく、「唄(声)」を通して皆さんに力(優しさや温もり、勇気や希望、などなど)を与えられる唄うたいになりたいです。「パワーもらいました!」「また頑張れそうです!」そういうみんなの声が、僕が歌いつづける事を支えてくれているんです。

 MCでも触れましたが、昨日、客席を見渡しながら、今までより男性の数が少し増えてきたなぁと感じました。同性に支持してもらえるということは純粋に嬉しいことですね。アンケートを読んでいたら、初めましての方も多かったですよ。そうそうそれから、格闘家の大山峻護さんや、相武紗季ちゃんも見に来てくれてました。

 またライブでみんなに会えるのを楽しみにしています。いつもアリガトウ。

 気がつけば、もう4時を回ってました(笑)。ではまた。

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